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古代ローマをこよなく愛する管理人が、日々の生活に関する事柄を思いつくままに載せていくページです。

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福岡帰省⑤(Tiberius実家の謎)

Salvete!(こんにちは) 、Tiberiusです。

Tiberiusです。

今回はいつも書いているような「行った、見た、食べた」とは
違う内容ですがちょっとおもしろいことがありました。

Tiberius実家には一つの額が飾ってあります。
真ん中に横書きで大きく「安善養徳性」と書いてあります。
その左には縦書きの小さな字で何か書いてあるのですがこれは読めません。
この額が何物なのかがず~っとTiberius実家の謎となっていました。

Tiberius父が物心付いた時には既にあったもののようですが、
どういう由来があるのか、誰が書いたのか、どういう意味があるのか
全く謎のままでした。

ところが先日Tiberius母の書道の先生が実家に遊びに来たのでその字を
見てもらったところ、「安善養徳性」の左の小さな字は「従二位 素軒」
と書いてあるとわかりました。 

そこまでの話を親から聞かされたTiberiusの歴史好きに火がつきました。
まず気になったのが「従二位」という言葉。
これは「位階」って奴です。
昔の日本で授けられた位の一つで上から4番目。
この字を書いた人は従二位の位を持っていた人なのでしょう。
そうすると「素軒」が字を書いた人の名前。
でも普通はペンネームを使うので恐らく本名ではないでしょう。
つまり従二位の位を持つ「素軒」というペンネームの人が書いたようです。

さて、そこまで想像がついたところでインターネットで調べてみました。

調べてみた結果はなかなか興味深いものでした。
謎の人物の正体は野村素介(のむらもとすけ)という人でした。
長州藩出身で明治維新で活躍したあと、貴族院議員や男爵になった人だそうです。
書家として有名でネット情報によると
「書道奨励会の会頭を務め,杉孫七郎,日下部鳴鶴らと共に明治三筆と称された」
そうです。あちこちで依頼されて字を書いていたそうで、それで得た収入は
全て山口にあるお寺の住職がやっていた孤児院に寄付していたこともわかりました。

次に真ん中に書いてある「安善養徳性」という字ですが中国明代末期に書かれた
「菜根譚」という本の一説のようです。意味は良く分かりませんでした(^^;)

でも一番の謎はそんな人の字が何故実家にあるのかということ。
Tiberius一族は明治の初め頃からは代々福岡に住んでいたことがわかっています。
野村素介は江戸時代~明治時代にかけて活躍した人で山口出身。
福岡と山口はお隣同士だし、何かの縁でTiberius先祖が字を書いてもらった可能性もありますが
これに関しては調べようがありませんでした。
野村素介と同じ時代に生きていた先祖を詳細に調べない限り不明のままでしょう。

数十年不明になっていたことがわかったけれど謎のまま残ってしまった部分もあって、
ちょっとだけ歴史のロマンを感じる謎解きでした。
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Author:Tiberius
ローマ風の鎧を着てみました。
気分はローマ軍の百人隊長です。

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